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それでも君を*****。――別館

(日常とか解説とか)

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おもったことあれこれ


□「思う」ことについて

つまり本当に思ったことというのは言葉とはまた別の次元の「感情」というものでありまして、言葉にするには一段階分の時間を要します。言葉でないものを言葉にするので、迷います。しっくりした言葉は中中見つかりませんし、あれかこれかと当てはめつつ試行錯誤。そんな中選び出した言葉でも今一自信がなく、自分でも半信半疑というわけです。
そんなわけで、口からするするこぼれてきて、それでいて筋が通っているような言葉には不純物が混じっていると思うのです。本当に溢れてきた言葉というものは、総じてカオスで未分化で、理屈など問題にしない不条理なものなのではないでしょうか。

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いつもいつもいつでも


□わたくしごと

変な文章ばかり書いていたので、たまには普通のことを書こうかなあなんて思いまして携帯電話を開いた深夜12時です。

最近は時間が飛ぶように過ぎていきます。光陰矢のごとし。一寸の光陰軽んずべからず。
学成り難しも甚だしく、アンニュイな気分はよそよそしく、ぽちぽち言語外の領域を文字に落としている間も、「こんなことしてて良いのかしら」と迷うことも多々あり。何かに入れ込むのが怖いので文章に気持ちが入らない、のを焦るでもなく認めているあたり、内向的になったのでしょうか。


□むげんごげんご

言葉に出来ない領域を言葉にするという荒業を成し遂げるにあたり、いつも思うのは「言葉にしないほうがうつくしいのではなかろうか」ということ。
漠然と「なんかいい!」と思ったことも、誰かに伝えようとして言葉に置き換えると、案外単純な(そしてチープで陳腐な)ことに思えてくる。のでどうしたものかと試行錯誤。どれだけ長く書いても、皆一様に一行で要約できるという事態。
夢を日記に書いたときの違和感なんかとも似ています。

それでも「なんかいい」を著したいので、今日もぽちぽち打っています。自己満足になっていないと良いのですが。

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補:夏物語 1

最後の夏休みの話。
特にこれといった動きは無いので、伏線を張ったり過去に触れたり。初登場人物が沢山で結構分かりにくい。



□「青い鳥」と無題

盲信物語のラストに対する(対比する)形としておかれているのが、夏物語のラスト「青い鳥」。夏の間に冷静になって、「彼女」から貰った物は多かったことに気付く「私」は、現状を綺麗な形に昇華させます。負の感情の入る隙のない開き直り方です。

文語としての語り口調ではなくて、実際「私」は「ワタヌキ」に話しかけていると③で明らかになりますが、結末を聞いてワタヌキは何故か悲しそうな顔をします。

「青い鳥はね、『ある時から、元から青かったことになったんだ』」
と言う「私」は実存主義的な考え方で現実を肯定しまし、暗にワタヌキと自分の事情を揶揄しているのですが、それはこの時点では明かされていません。


□「バレンタイン」一連

「バレンタイン・クライシス」と「8月のバレンタイン・デイ」は「私」にとっての「彼女」とシミ先生
(=好意を持つ人間)の対比です。
「私」が「彼女」に渡したのは50円チョコ。シミ先生には5円チョコ。プラス、「彼女」には悪戯心の仕掛けつき。

プレゼントからも分かる通り、もちろん「彼女」に対するほうが気持ちは大きいのですが、結果として賢明な判断を下したのはシミ先生のほうです。「8月のバレンタイン・デイ」で、ほぼ初対面(本当は違うのですが)のシミ先生にプレゼントを渡すことが、どこか変だと分かっている「私」は名乗りをあげません。それ以前に「彼女」に対したような強い感情も持てておらず、それゆえ自身の存在を知らしめる必要もないと考えていて、状況を終始冷静に記憶しようとしています。
無意識ではなく能動的に記憶を「支え」に変換しようとしているのが、「戦争物語」「大会物語」との明らかな違いです。それを成長ととるか退歩ととるかは、また別の話なのですが。

ちなみに「バレンタイン・クライシス」は時系列的に戦争物語に入る話ですが、分かりやすさを追求し回想として挿入しました。(盲信物語のラストは逃避行シリーズと交互になっていたのですが、物語ごとに読むと何を言っているのか分かりにくくなるので。)

それだけでない自身の負い目に関しては、字面の通りで、祭物語「スカート」「嫌悪感」あたりでも言及されています。「センセイ」が指摘した「自分に対する自信のなさ」と引っ掛けると、自分に自信がないから名乗りを上げなかった、ともとれますが、そのあたりは深読みの範疇。

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こちらを更新していなかったので

ブエナスノーチェス
突然ですが38度くらいの熱を出しました
滅多に熱を出さないので衝撃でした
今は微熱程度です
そんなわけで更新しています
結構くらくらしました
心の底から健康を欲しました
健康な時は意識しないものですが
なくなって初めて分かる有り難みというやつですね
これからは体調管理をしっかりしようと思います

インフルエンザでなかった安堵を抱きつつ、アディオス。

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